第77回福島県総合スポーツ大会弓道競技いわき地区大会
昨年のこの大会では、女子団体・個人で1・2位独占と、とてもよい結果でした。
果たして今年は・・・
【開会式直前、優勝杯を手に】
【優勝杯返還】
【ルール】
団体戦 3人団体で5立60射のスコアを競う
個人戦 5立20射のスコアを競う(団体戦のスコアを使用)
※ いずれも5位以内で県大会出場、3位まで表彰
8日に3立・9日に2立実施されます。
【1日目】
女子は3年の主力・いわき湯本Eが好調でトップに立ちます。部長日西は11中で、個人
でもトップとなりました。4本差で2年の主力・いわき湯本Aが2位です。
男子はいわき湯本Aが2立目を12射11中など2位以下に大差をつけて独走しました。
とはいえ、日をまたぐとがらりと変わることも多い弓道では、油断禁物です。
↑ 2立目、男子Aが11中(1~3番的)。唯一外した金成がかなり悔しがっていました。
ちなみに金成はこの時点で8射7中と活躍中です。
右に見える優勝カップ獲得を目指して頑張っています。
【2日目】
女子いわき湯本Aはスコアを伸ばせず、1本差でスタートの磐城農業Bに交わされて
しまい、3位で終了しました。いわき湯本Eは5立目を6中以上で優勝という状況でし
たが、絶好調の日西が皆中して何とか団体戦で優勝できました。日西は昨年の個人戦で
は20射14中で先輩の菊地に1本差で破れましたが、菊地の記録である15中を越え
る17中で、個人戦も優勝できました。3位タイの富澤は3位決定の遠近で3位を獲得。
日西が昨年の菊地を超えたその日に、菊地の妹である2年菊地が13中して5位タイと
なり、県大会の切符を手にしました。
男子いわき湯本Aは危なげなく逃げ切り、団体戦で優勝できました。個人では片寄が
15中で1位タイとなり、優勝決定の射詰に挑み見事優勝することができました!
1本差で3位タイの飯田は3位決定の射詰に挑むも外してしまい、その後の5位決定戦
で7本目まで粘りましたが残念ながら入賞ならず。
この大会後、部長が引き継がれて代替わりとなります。5年前、当時中学1年の日西
は関船体育館で所属する部の試合を応援しているとき、何気なく後ろを振り返りました。
そこには関船弓道場があり本校の弓道部が練習していました。それを見て弓道の美しさ
に一目惚れをして自分も高校に入学したらここで弓道をやりたいと思ったそうです。
昨年6月に部長に就任してからは様々な改革を行い、楽しくに重きを置いていた部を
「楽しく・強く・美しく」を兼ね備えた部へと変貌させてくれました。あの日、後ろを
見ていなかったら、弓道部の姿は今とは全然違ったものだったかもしれません。
次の部長にもさらなる飛躍を期待しています。
★団体戦★
女子 いわき湯本E(富澤・鈴木・日西)優勝
女子 いわき湯本A(伊藤・大和田・高木)3位
男子 いわき湯本A(片寄・金成・飯田)優勝
★個人戦★
女子 優勝 日西(射道優秀賞) 3位 富澤
男子 優勝 片寄
3年女子5名(県大会に出ない2名はここで引退。10日に納射を行いました)
2・3年生全員で記念撮影
次の県大会で3年女子3名は引退となります。悔いのないよう頑張ってほしいです。