第69回福島県高等学校総合体育大会弓道競技
令和5年6月2日~4日 開成山弓道場
【2日】公開練習
地区予選は絶好調でよい結果を出すことができました。今回、中間考査を挟み、予選時
ほどの状態ではありませんが、何とかここで調整して明日以降に備えます。男子の大和田
が、本会場・練習会場ですべて的中し、期待も高まります。
【3日】個人戦
ルールは
予選:各自1立(4本)行い3本以上的中で準決勝進出
準決勝:本数を持ち越して各自1立行い8位タイまでが決勝進出
決勝:本数を持ち越して各自1立行う
※上位6位までが入賞で東北大会の出場権獲得。そして...
地区予選を突破した3名に、出場枠4名の計7名が挑み、男女各2名が通過しました。
【女子】菊地③ 金井島③ 【男子】森川④ 大和田③ 丸数字は的中本数
準決勝では3名が通過しました。
【女子】菊地⑥ 【男子】森川⑦ 大和田⑦ 丸数字は通算の的中本数
決勝進出は、【女子】8中2名、7中2名、6中6名
【男子】8中2名、7中8名 となりました。
この中から6位までが東北大会出場権獲得です。
女子6中組は最初を外すと厳しい状況です。菊地は見事な集中力を発揮し、地区大会同様
決勝で皆中できました。その結果、2位タイ(2人)となり2位決定の射詰に進みました。
男子は森川が2中で7位タイ、大和田が3中で2位タイ(5人)となり大和田も2位決定
の射詰に進みました。この後2名が大一番に挑みます。「どちらも6位以内(東北大会)は
確定なので、大一番は大げさでは?」と言われそうですが...実は
上位2位まで全国大会出場となっています。つまりこの射詰は男女各1枚の全国大会
出場権をかけた勝負です。
菊地は地区大会の射詰で優勝を逃しており、その悔しさを晴らす絶好のチャンスです。
会場中の注目が集まる中勝利し、見事全国大会の切符を手にしました。さらに射道優秀賞
も獲得しました。
興奮収まらぬ中、大和田も射詰に挑みます。5名なので、外せば即終了という状況の中
落ち着いていました。2連続的中で2名に絞られ、最後まで集中力を切らさず全国大会の
切符を獲得できました。終了後腰が抜けるほど消耗しており、ギリギリの勝負だったこと
が伺えました。
女子個人 2位 菊地 全国大会出場・東北大会出場・射道優秀賞
男子個人 2位 大和田 全国大会出場・東北大会出場
【4日】団体戦
残念ながら力を発揮することができず、地区大会の最少得点にも及ばない成績で終了し
ました。やはり昨日の快挙の後では、冷静さを取り戻せなかったようです。これはコーチ
が懸念していたことで、修正できませんでした。また、主力の消耗も影響したかもしれま
せん。
今週末には次の大会があります。いわゆる県総体(今年から県総スポ)地区予選です。
気持ちを切り替えてがんばります。応援ありがとうございました。