11月14日(火)に、2年生の看護系の進路を考えている生徒を対象に、いわき市保健福祉部地域医療課と連携し、出前講座を実施しました。
講師としては、いわき市医療センター看護専門学校主任教諭の手戸様といわき市医療センター副看護師長の大野様をお招きしました。
手戸様からは、看護学校の説明、今後求められる看護師像、高校時代にやるべき事等、大野様からは、高校時代に具体的にどのような勉強をしたか、看護師になる前と今の看護師のイメージの違い、先輩として看護師を目指す後輩へのアドバイス等についてご講話をいただきました。
出前講座の修了後には、たくさんの生徒が講師のお二人に直接質問をしていまいた。生徒たちの職業観や進路意識が高まったようです。




本校の卒業証書は遠野和紙で作られています。
本日、本校舎の生徒が遠野和紙の紙漉きに挑戦しました。
遠野和紙・楮保存会の高嶋さん、鯨岡さんから教えて頂きます。
紙漉きの経験のある遠野校舎の生徒も手伝います。本校舎と遠野校舎の交流です。


遠野和紙・楮保存会の方から紙漉きの方法、流れについて説明を受けました。
遠野校舎の生徒は自分たちが行ってきた遠野和紙継承活動について説明しました。今年度は本校舎でもトロロアオイの栽培を行っています。


いよいよ紙漉きのスタートです。まずは1年生のいわき発見ゼミで「伝統伝承地域振興コース」に所属している生徒がチャレンジしました。

1年生は実用できるようにと、はがきサイズの遠野和紙を作成しました。


次は2年生と3年生が紙漉きに挑戦します。
卒業証書を自分の手で漉きます。自分で漉いた卒業証書がいずれ自分の手元に返ってくるとあって、生徒の表情は真剣そのものです。


液をすくい波を立てて均一に慣らすのが難しく、何回かチャレンジする姿も見られましたが参加した生徒は一生懸命に取り組んでいました。
そして、本校舎と遠野校舎の生徒の交流も見ていて微笑ましいものでした。
遠野和紙・楮保存会のみなさん、ありがとうございました。
遠野の伝統は着実に、本校舎へと継承されつつあります。
本校2年生の松下祐依さんが令和5年度「税に関する高校生の作文」でいわき税務署長賞を受賞しました。
いわき税務署長様からは、道路の整備から税のことに結びつけていたところが高く評価されたというお話がありました。
松下さん、おめでとうございました。



11月15日(水)に「2023世界空手道選手権大会」に日本代表として出場する1年生の伊藤さんの壮行会を行いました。
この世界大会は、11月24日(金)~26日(日)の期間、カザフスタンで行われます。
日頃の稽古の成果を発揮すると共に、様々な国の人たちと交わることで、しっかりと「国際交流」の役割も果たしてきてください。
海外への渡航となりますが、安全にけがのないよう帰国できることをお祈りしています。頑張ってきてください!




11月10日(金)、「住み続けたいまちづくり~理想を現実に~」というテーマのもと、5月から湯本駅前開発プロジェクトに関わってきた本校の3年生のチームと1年生のチームが、直接いわき市長の内田広之氏に「まちづくり」に対する想いや考えを提言してきました。
2チームとも内田市長をうならせる立派なプレゼンでした。
本校生は、今後もいわき市及び湯本の街の活性化に積極的に関わっていきます。








11月3日(金)に湯本駅周辺で毎年恒例の「湯の街学園祭」が開催されました。
本校からは、吹奏楽部、フラダンス部、日本文化部書道班の生徒がパフォーマーとして参加し、運動部・文化部の生徒およそ60名が運営のボランティアスタッフとして参加しました。
生徒が地域の一員として地域活動に参加することで、本校の目指している「地域連携」「地域振興」を実践しています。
今後も本校は地域と連携し、湯本の街の活性化を支援していきます。







本校の卒業証書は昨年度から統合を機に下の写真のようになっています。

これは、遠野高校の伝統であった遠野和紙と、湯本高校の伝統であった校章の透かしを合わせ、統合校の卒業証書となったものです。
遠野和紙継承活動を本校舎でも実施し、今年度からトロロアオイの栽培を始めました。

そして本日、その収穫を行いました。


根っこがちぎれないように、丁寧に、慎重に収穫しました。


今回収穫したトロロアオイは、11月17日に実施する紙漉き体験で使用されます。
自分たちで育てた作物が、自分たちの手に返ってくる体験ができます。
遠野和紙の伝統は遠野校舎から本校舎へと、着実に引き継がれています。
一方、遠野校舎でも昨日、トロロアオイの収穫を行いました。
地域おこし協力隊の高嶋さんはじめ、伝統工芸遠野和紙・楮保存会、中山間支援員、遠野支所の方々もお越しくださいました。


生徒達は協力して根を切らないよう、慎重に作業に取り組みました。




今回収穫したトロロアオイは、今年度の遠野和紙の原料となります。
自分たちで栽培したものが原料となり、自分たちの手で紙を漉き、自分たちの手に返ってくる・・・
また一つ遠野和紙への理解を深めることができました。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
このように、いわき湯本高校は校舎が違えど同じ取組を通して伝統を受け継ぎ、さはこの丘、あかさかの丘それぞれから新しい風を吹かせています。
令和6年度福島県立いわき湯本高等学校前期選抜募集要項、外国人生徒等に係る特別枠選抜募集要項については、令和5年11月8日(水)から11月14日(火)の間にアップロードします。
10月27日(金)に1学年を対象に、福島トンボ株式会社の竹島洋也様を講師にお招きし、「制服着こなしセミナー」を開催しました。
「制服の持つ力」というテーマのもと、①「見た目」が大切であること、②服装の「ルール」とは何か、③「カッコいい制服姿」のポイント等についてご講演をいただきました。
今回のセミナーを参考に、いわき湯高生として清潔感のある服装を心がけましょう!


