2024年6月の記事一覧

第77回福島県総合スポーツ大会弓道競技いわき地区大会

 昨年のこの大会では、女子団体・個人で1・2位独占と、とてもよい結果でした。

果たして今年は・・・ 

【開会式直前、優勝杯を手に】

  

【優勝杯返還】

  

 【ルール】

  団体戦 3人団体で5立60射のスコアを競う

  個人戦 5立20射のスコアを競う(団体戦のスコアを使用)

  ※ いずれも5位以内で県大会出場、3位まで表彰

 

 8日に3立・9日に2立実施されます。

【1日目】

 女子は3年の主力・いわき湯本Eが好調でトップに立ちます。部長日西は11中で、個人

でもトップとなりました。4本差で2年の主力・いわき湯本Aが2位です。

 男子はいわき湯本Aが2立目を12射11中など2位以下に大差をつけて独走しました。

とはいえ、日をまたぐとがらりと変わることも多い弓道では、油断禁物です。

 

↑ 2立目、男子Aが11中(1~3番的)。唯一外した金成がかなり悔しがっていました。

   ちなみに金成はこの時点で8射7中と活躍中です。

 右に見える優勝カップ獲得を目指して頑張っています。 

【2日目】

 女子いわき湯本Aはスコアを伸ばせず、1本差でスタートの磐城農業Bに交わされて

しまい、3位で終了しました。いわき湯本Eは5立目を6中以上で優勝という状況でし

たが、絶好調の日西が皆中して何とか団体戦で優勝できました。日西は昨年の個人戦で

は20射14中で先輩の菊地に1本差で破れましたが、菊地の記録である15中を越え

る17中で、個人戦も優勝できました。3位タイの富澤は3位決定の遠近で3位を獲得。

日西が昨年の菊地を超えたその日に、菊地の妹である2年菊地が13中して5位タイと

なり、県大会の切符を手にしました。

 男子いわき湯本Aは危なげなく逃げ切り、団体戦で優勝できました。個人では片寄が

15中で1位タイとなり、優勝決定の射詰に挑み見事優勝することができました!

1本差で3位タイの飯田は3位決定の射詰に挑むも外してしまい、その後の5位決定戦

で7本目まで粘りましたが残念ながら入賞ならず。

 

 この大会後、部長が引き継がれて代替わりとなります。5年前、当時中学1年の日西

は関船体育館で所属する部の試合を応援しているとき、何気なく後ろを振り返りました。

そこには関船弓道場があり本校の弓道部が練習していました。それを見て弓道の美しさ

に一目惚れをして自分も高校に入学したらここで弓道をやりたいと思ったそうです。

 昨年6月に部長に就任してからは様々な改革を行い、楽しくに重きを置いていた部を

「楽しく・強く・美しく」を兼ね備えた部へと変貌させてくれました。あの日、後ろを

見ていなかったら、弓道部の姿は今とは全然違ったものだったかもしれません。

 次の部長にもさらなる飛躍を期待しています。 

 

★団体戦★

  女子 いわき湯本E(富澤・鈴木・日西)優勝

 

  女子 いわき湯本A(伊藤・大和田・高木)3位 

   

  男子 いわき湯本A(片寄・金成・飯田)優勝 

 

  

★個人戦★

 女子 優勝 日西(射道優秀賞)      3位 富澤

       

   男子  優勝 片寄

 3年女子5名(県大会に出ない2名はここで引退。10日に納射を行いました)

 2・3年生全員で記念撮影

  

次の県大会で3年女子3名は引退となります。悔いのないよう頑張ってほしいです。

 

第70回福島県高等学校体育大会弓道競技

5月31日(金)~6月3日(月) あいづ弓道場

 

  昨年のこの大会では、個人戦男女でインターハイ出場という快挙を達成できました。

 それ以降、この大会に対する部員の思いはとても強く、それに見合うだけの努力を重ね

 きました。

【31日 公式練習】

 3年生は昨年の県総スポであいづ弓道場は経験済ですが、2年生は初の会場です。

他の弓道場との違いを確認しながら有意義な練習ができました。その後は練習会場の

会津高校へ移動し、調整をしました。

【夕食風景(3泊分混在)】

     

     

      

【1日 個人戦】

競技開始前にいわき地区の選手・顧問が集合しました。毎年恒例です。

  地区予選を突破した9名と学校推薦の4名、計13名が予選に挑みます。

《予選》

 男子4名のうち片寄が皆中(4中)できましたがそれ以外は予選落ち。

  2年女子6名は全員が2中するも予選落ち。鈴木が3中、富澤が皆中で準決勝へ。

  部長の日西は予選落ちでしたが、「団体でやってやります」と気持ちを切り替えました。

《準決勝》 

   片寄は2中で、決勝進出には1本不足で敗退。 

   鈴木が2中、富澤が1中で、昨年の基準(6中以上)には届きませんでしたが、

  今年は6中以上が4名のみだったため決勝進出できました。

《決勝》 

   鈴木・富澤ともに2中で、東北選手権進出ラインの8中には1本及ばす敗退。

  あえて言うなら県大会7位タイではありますが、悔しい結果となってしまいました。 

 

 予選皆中の片寄         予選皆中の富澤        女子決勝進出の富澤【左】鈴木【右】

  

【2日 団体戦】 

 《予選》

  12位までが準決勝進出できます。昨年までなかなか突破できませんでしたが、ここを

 クリアするために練習を積んできました。男子11中、女子9中で何とか予選突破です。 

《準決勝》 

  各自3立(60本)行い、上位4位までが決勝進出です。この日は2立実施し3立目は翌日

 になります。1立目は強風、2立目は大雨と、厳しい環境での実施となりました。男子は4位

 圏内まで2本不足、女子は同率1位でトップとなり翌日に備えます。

【3日 団体戦】

 会場の都合で、急遽立射に変更となりました。(通常は坐射で実施)

 男子は思うように的中を出せず、残念ながらここで敗退。

 女子はスコアを伸ばし単独1位となり決勝進出できました!

 3立目 4射目を全員的中&5番日西が皆中!(決勝戦1試合目も皆中)

         

《決勝》

 スコアはリセットされ、4チームでのリーグ戦です。

 1試合目 安積黎明戦 惜しくも1本差で敗戦

 2試合目 福島商業戦 1本差でかろうじて勝利

 3試合目 郡女大附戦 同中となり、同中競射の末、勝利

 その結果、3チームが2勝1敗で並び、ルール(総的中数順)により3位となりました。

 

【女子団体 県大会3位】

上段左から①富澤・②加藤・③高木

下段左から④大和田・⑤日西

  

 

【表彰式】 

【記念撮影】

  

女子は個人戦・団体戦ともに、上位大会進出まであと1歩届きませんでした。

残念ではありましたが、気持ちを切り替えて今後も頑張っていきたいと思います。

なお、今週末には県総スポ地区大会が実施されます。