2023年6月の記事一覧
第53回東北高等学校弓道選手権大会
令和5年6月23日(金)・24日(土) 開成山弓道場
【参加資格】
個人戦 ・・・ 男女とも県大会上位6名(男女各6名×6県=36名)
団体戦 ・・・ 男女とも県大会上位2チーム
+前年優勝校+地元枠1チーム(男女各14チーム)
本校からは、個人戦に2名(男子:大和田 女子:菊地)が参加しました。
現在のメンバーでは初めての東北大会、会場は開成山弓道場で地元開催です。
とは言っても東北大会は県大会とは雰囲気が異なるため、いつもの力を出せるかが
カギになります。
23日(金)は、公開練習や別会場での練習で感触を確かめました。
24日(土)は、まず団体戦が1立実施され、その後に個人戦です。
【個人戦のルール】
予選 各自2立(8本)行い、6位タイまでが決勝進出
決勝 予選のスコアはリセットされ、射詰で勝負
6位までが入賞
大和田は1立目が3中でした。男子は7本がノルマだと予想されたため、2立目は
皆中が必要ですが、そんな状況でも落ち着いていました。結果、皆中で2位タイとなり
決勝進出できました。(8本1名、7本4名、6本9名で約4割が決勝進出です)
菊地は、最初の2本を的中するも、その後崩れてしまい、残念ながら予選敗退です。
2立目に不運な出来事がありましたが、それも含めて勝負なので、今回の経験を今後の
糧にしてほしいです。直近の3大会では地区2位・県2位・地区優勝と大活躍でした。
今回は7週間で4つの大会に参加、3年生で期末考査直前、初の上位大会、など仕方ない
面も多かったと思います。
男子決勝は14名による射詰です。当然外せば優勝どころか入賞も逃します。東北の
強者が揃った射詰はとても緊張感があり見応え十分でしたが、大和田は残念ながら外して
しまい、入賞はなりませんでした。
とはいえ、上位大会の雰囲気を体験できたのは大きいと思います。
8月3日の全国大会に向けてさらにがんばります。
次の大会は7月7日(金)・8日(土)の県総スポ県大会です。現メンバーでは初の
会津開催、遠的競技などいろいろと対策が必要ですが、精一杯がんばります。
応援ありがとうございました。
第76回福島県総合スポーツ大会弓道競技いわき地区大会
令和5年6月10日(土)・11日(日) いわき弓道場
県大会終了から1週間、休む暇なく次の大会、いわゆる県総体の地区大会です。
(「体育」を「スポーツ」に置き換える流れのため今後は「県総スポ」となるそうですが...)
【女子団体】
優勝 いわき湯本A(菊地・根岸・金井島)
2位 いわき湯本B(日西・富澤・鈴木)
射道優秀賞 いわき湯本A
【女子個人】
優勝 菊地 2位 日西 4位 根岸
射道優秀賞 菊地
【男子個人】
5位 大和田
ルール
【団体戦】3人一組で合計5立(3人×4本×5回=60本)の合計点数で競います。
【個人戦】5立(4本×5回=20本)の合計点数で競います。団体戦の点数をそのまま使い
ますが、団体戦に登録していない生徒も参加できます。
※どちらも3位までが入賞、5位までが県大会出場となります。
3年生は、前回大会で引退する予定でした。しかし、菊地が全国大会出場という快挙を成し
遂げ、最後にもう一回このメンバーで参加することになりました。女子は、長らくいわき湯本
弓道部をけん引した3年生3人がAチーム、2年生の主力がBチーム、その他Cチーム+1人が
参加しました。また、男子は2チームが参加しました。
大会は10日(土)に3立、11日(日)に2立を行います。
不思議なことに菊地はここまで個人戦での優勝がありません。(根岸・日西・金井島は優勝あり)
前回の地区大会で優勝を逃した翌日「優勝したかったー」としみじみ言っていたのが印象に
残っています。残された大会中、今回の地区大会は優勝の最大のチャンスです。果たして...
1日目、女子Aの3人は絶好調で、ダントツの首位に立ちました。女子Bも2位グループに
つけます。また個人では菊地がトップに立ち、本校の3年根岸・2年日西など数人が追う展開
になりました。
2日目、女子Aは出だしでつまずきますが、前部長金井島の的中を機に立て直し、そのまま
優勝できました!女子Bも追い上げますが、初日につけられた差が大きく2位で終了です。
個人では4立目で日西が皆中し菊地に並びます。ラスト1立の時点でトップが菊地と日西、
1本差で根岸、さらに1本差で2人となり、優勝はこの5人に絞られました。
5立目、菊地と根岸が登場し1本目で菊地×・根岸〇で並びます。しかし、菊地はここから
3中して結果を待ちます。2本差の選手は優勝圏外となり、日西に注目が集まります。
3中なら射詰、2中以下なら菊地の優勝、皆中なら日西の優勝という状況です。結果2中で、
菊地は悲願の初優勝達成!
1本差で日西が2位、さらに2本差で根岸が3位タイ(3人)となりました。3位決定戦
(すでに優勝者が確定し、県大会も確定しているため遠近の一発勝負)では的中するもわずか
に及ばず4位で入賞を逃しました。
男子では大和田が5位タイの射詰に挑み、1本目をど真ん中に的中し、勝利できました。
全国大会に出場する菊地以外の3年女子は次の県大会が引退試合となります。
悔いのないよう準備をして臨んでもらいたいです。
【女子団体優勝 いわき湯本A】
【女子団体2位 いわき湯本B】
第69回福島県高等学校総合体育大会弓道競技
令和5年6月2日~4日 開成山弓道場
【2日】公開練習
地区予選は絶好調でよい結果を出すことができました。今回、中間考査を挟み、予選時
ほどの状態ではありませんが、何とかここで調整して明日以降に備えます。男子の大和田
が、本会場・練習会場ですべて的中し、期待も高まります。
【3日】個人戦
ルールは
予選:各自1立(4本)行い3本以上的中で準決勝進出
準決勝:本数を持ち越して各自1立行い8位タイまでが決勝進出
決勝:本数を持ち越して各自1立行う
※上位6位までが入賞で東北大会の出場権獲得。そして...
地区予選を突破した3名に、出場枠4名の計7名が挑み、男女各2名が通過しました。
【女子】菊地③ 金井島③ 【男子】森川④ 大和田③ 丸数字は的中本数
準決勝では3名が通過しました。
【女子】菊地⑥ 【男子】森川⑦ 大和田⑦ 丸数字は通算の的中本数
決勝進出は、【女子】8中2名、7中2名、6中6名
【男子】8中2名、7中8名 となりました。
この中から6位までが東北大会出場権獲得です。
女子6中組は最初を外すと厳しい状況です。菊地は見事な集中力を発揮し、地区大会同様
決勝で皆中できました。その結果、2位タイ(2人)となり2位決定の射詰に進みました。
男子は森川が2中で7位タイ、大和田が3中で2位タイ(5人)となり大和田も2位決定
の射詰に進みました。この後2名が大一番に挑みます。「どちらも6位以内(東北大会)は
確定なので、大一番は大げさでは?」と言われそうですが...実は
上位2位まで全国大会出場となっています。つまりこの射詰は男女各1枚の全国大会
出場権をかけた勝負です。
菊地は地区大会の射詰で優勝を逃しており、その悔しさを晴らす絶好のチャンスです。
会場中の注目が集まる中勝利し、見事全国大会の切符を手にしました。さらに射道優秀賞
も獲得しました。
興奮収まらぬ中、大和田も射詰に挑みます。5名なので、外せば即終了という状況の中
落ち着いていました。2連続的中で2名に絞られ、最後まで集中力を切らさず全国大会の
切符を獲得できました。終了後腰が抜けるほど消耗しており、ギリギリの勝負だったこと
が伺えました。
女子個人 2位 菊地 全国大会出場・東北大会出場・射道優秀賞
男子個人 2位 大和田 全国大会出場・東北大会出場
【4日】団体戦
残念ながら力を発揮することができず、地区大会の最少得点にも及ばない成績で終了し
ました。やはり昨日の快挙の後では、冷静さを取り戻せなかったようです。これはコーチ
が懸念していたことで、修正できませんでした。また、主力の消耗も影響したかもしれま
せん。
今週末には次の大会があります。いわゆる県総体(今年から県総スポ)地区予選です。
気持ちを切り替えてがんばります。応援ありがとうございました。